忙しい時でも手軽にスキンケアができる、オールインワン化粧品。メンズオールインワンも、以前よりも充実したラインナップになってきましたよね。
メンズオールインワンには、男性もよく使う化粧水も含まれています。化粧水以外にも、乳液や美容液、クリームが配合されているものも。メーカーごとに配合成分も違い、肌質やなりたい肌に合わせて選ぶことができます。
そこで今回は、オイリー肌におすすめの美容成分をご紹介。オイリー肌の改善や、そもそもどうしてオイリー肌になるのかを一緒に見ていくことにしましょう。
どんな成分が化粧水に入っているとオイリー肌に良い影響があるのか?
さて、数あるメンズ化粧水の中で、どんな成分が入っているものがオイリー肌に良い影響を与えるのでしょうか?
そもそも、なぜオイリー肌になってしまうのでしょうか?
それは、男性ホルモンの影響もさることながら、実は男性の肌は乾燥しやすいからです。意外なことに、男性の肌は女性の肌に比べて半分しか水分がないと言われています。
そのため、男性の肌は常に水分不足。これ以上の水分蒸発を防ぐため、どんどん皮脂を分泌して皮脂膜を作ろうとします。つまり、肌の乾燥からオイリー肌になることもあるということ。
もちろん、男性ホルモンも皮脂の分泌を促す働きがあるため、乾燥に限らず男性はオイリー肌になりやすいのですが、年齢を重ねた肌の場合、乾燥からくるものが圧倒的に多いと言えます。
乾燥が原因のオイリー肌の場合、保湿することで改善されます。- おすすめの成分は「セラミド」
保湿効果にとても優れており肌のバリア機能を高めるほか、水分を肌細胞の間に挟み込み、肌をうるおいで満たす効果があります。過剰な皮脂分泌はされなくなり、オイリー肌が改善されます。
- 乾燥以外の原因のオイリー肌には「ビタミンC誘導体」がおすすめ
ビタミンCを肌に浸透しやすくしたものがビタミンC誘導体のため、肌に乾きを感じることがないオイリー肌の人は、ビタミンC誘導体配合の化粧水を選ぶと良いでしょう。
オイリー肌にあう化粧水の選び方は?
先程も少し触れましたが、オイリー肌にあう化粧水の選び方としては、まずは自分の肌状態を見極めることが大切です。
乾燥が原因のオイリー肌の人が、皮脂の分泌を抑えるビタミンC誘導体を使うと、ますます肌が乾燥し逆効果になります。セラミドに関しては、特に注意が必要なことはありませんが、乾燥が原因でなければ、ビタミンC誘導体を使って、皮脂コントロールをした方が効果的ですよね?
そのため、化粧水を選ぶポイントとしては、まずは自分の肌状態を把握することが最優先と言えます。
ポイントは、洗顔後。洗顔後、早い段階でつっぱりや乾燥を感じる場合は、乾燥が原因のオイリー肌の可能性があります。
一方、つっぱり感を感じることなく、逆に早い段階から皮脂が出始めてしまう場合は、典型的なオイリー肌といえます。
乾燥が原因のオイリー肌の化粧水の選び方は、保湿力に重点を置くこと。セラミドが配合された化粧水を選ぶことで、肌の中からうるおい、水分と油分のバランスが整うことで、過剰な皮脂分泌を抑えることができます。
セラミド配合の化粧水を選ぶ際は、浸透力に優れ、安全性も高い「ヒト型セラミド」が特におすすめです。
典型的なオイリー肌の場合は、ビタミンC誘導体配合のものを選びましょう。皮脂をコントロールし、過剰な皮脂分泌を防ぎます。
また、オイリー肌の人は、ニキビもできやすい肌質でもあります。
ビタミンC誘導体は、抗酸化作用に優れ、毛穴を引き締める効果もあるため、オイリー肌のあらゆる肌悩みに対応しています。
先にも述べましたが、ビタミンC誘導体は皮脂をコントロールする効果があるため、肌が乾燥した状態の場合は注意が必要です。
油っぽい肌の方向けの化粧水・乳液はこちらがおすすめ・母の滴 シルバーエッセンス
プラセンタ専門店が作った男性用のプラセンタ化粧品です。100mlで2,400円(税抜)、化粧水・美容液・クリームが1本に凝縮された、オールインワンエッセセンス。最大の特徴は、やはり「プラセンタ」。プラセンタはプラセンタでも、サイタイエキスを加えた、「スーパープラセンタ」を使用していることで、プラセンタの美容効果がさらにパワーアップしています。
油っぽい肌の人の場合、皮脂の分泌を促す男性ホルモンが優位に働いているため、皮脂が出やすい環境にあります。プラセンタは、そのホルモンのバランスを正常に整え、肌質の改善に繋がります。
また、肌の生まれ変わりのサイクル(ターンオーバー)を整えることで、水分と油分のバランスが整い、毛穴も引き締まってくるため、過剰な皮脂分泌がなくなります。
また、抗菌・防臭作用があるシルバーナノコロイドが高配合で、清潔感のある肌に導きます。
オイリー肌で化粧水を使わないとどうなるのか?
オイリー肌の人が化粧水を使わないでいた場合、肌の水分と油分のバランスが取れなくなり、さまざまな肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
そもそも、男性の肌は水分が不足しがち。
化粧水で肌の水分を補わないと、水分が足りないと判断され、ますます肌を守るために皮脂が分泌されてしまいます。その結果、べたつきやテカり、ニキビなどが悪化してしまう可能性も捨てきれません。
皮脂が出ている=保湿しなくてもいい、では決してなく、適度な水分と油分は、肌を守るバリア機能に直結しています。
洗顔後は必ず保湿をし、肌に必要な水分を補うことが大切です。オイリー肌に効く化粧水は男性用と女性用で違いがあるのか?
オイリー肌に効く化粧水は、男性用と女性用とでは若干違いがあります。肌の厚さや、ホルモンバランスの違いなど、男女で微妙に違う肌質。
当然、ケアの仕方も化粧水の中身も、それぞれの肌質にあった効果のものにしなければいけません。
男性の肌は、女性の肌に比べて皮膚が厚く、皮脂分泌が盛んです。
オイリー肌の場合は、さらに皮脂分泌が活発な状態。
そのため、男性用のオイリー肌対応の化粧水には、毛穴を引き締める効果のある成分や過剰な皮脂分泌を抑える成分が、しっかりと配合されています。
女性用の化粧水は、肌質の関係上、男性用の化粧水よりも緩やかな効果になっています。
オイリー肌に対する化粧水以外の対策とは?
オイリー肌に対する化粧水以外の対策として、生活習慣の改善があげられます。
特に、食生活の見直しがポイントです。油分の多い食べ物や、砂糖を使った甘い物も控えるようにしましょう。また、アルコールの取り過ぎにも注意が必要です。
逆に、積極的に摂取した方が良いのが、ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンCやビタミンEもおすすめです。
ビタミンB2とB6は、協力して皮脂分泌をコントロールする効果があります。ビタミンB2は青魚やレバー、ウナギなどに含まれ、ビタミンB6はナッツ類やバナナなどに多く含まれます。
肌の酸化を防ぐビタミンCはブロッコリー、アセロラなどが有名ですよね。肌のきめを整えるビタミンEは、ナッツ類、カボチャなどに含まれています。
オイリー肌の人が誤解しがちなのが、オイリー肌になっている根本原因です。
乾燥が原因の人もいて、乾燥が原因の人が皮脂を取り過ぎてしまうのは。改善どころか逆効果になります。
自分の肌をもう一度よく観察して、乾燥からオイリー肌になっているのか、乾燥することなく皮脂分泌が過剰なのかを見極め、適切なケアを行うようにしましょう。