
Deedee86 / Pixabay
時短にもなり、気軽にスキンケアができると人気のメンズオールインワン。皆さんは、使ったことはありますか?
メンズオールインワンは、さまざまなスキンケアアイテムがひとつに集約された化粧品で、その中に化粧水の役割も含まれています。男性の肌悩みにしっかりと対応していて、女性用化粧品にも劣らない美容成分が含まれているものも。
普段のスキンケアを、ストレスなく行えるのが最大のメリットですね。
どんな成分が化粧水に入っていると乾燥肌に良い影響があるのか
乾燥肌の人が化粧水を使う際、どんな成分が入っていると良い影響があるのでしょうか?
乾燥肌とは、肌表面や肌の奥の水分が不足した状態の肌で、肌を守るバリア機能も低下しているため、トラブルが起きやすい状態とも言えます。
そもそも、男性の肌の油分は女性の約3倍ですが、水分量は約半分と言われています。
それに加え、毎日のひげ剃り、紫外線の影響などの要因が加わり、肌の乾燥が進んでいきます。
乾燥肌の人は、保湿力の高い美容成分が入った化粧水を使うことで、乾燥肌が改善へと近づきます。
「ヒアルロン酸」や「セラミド」、「コラーゲン」などが代表的ですが、最近では「プラセンタ」も注目したい成分です。プラセンタは、肌の保湿力を高める働きがある他、ターンオーバーを促進させる作用もあり、肌機能を正常なリズムに戻す効果があります。
肌細胞を元気にする作用もあり、自らうるおい成分を作り出せる肌に導いてくれるため、乾燥肌の根本改善に効果が期待できます。
乾燥肌にあう化粧水の選び方は?
乾燥肌にあう化粧水の選び方として、保湿力の高いものがあげられます。好みにもよりますが、肌あたりのしっとりしたタイプの方が、うるおいが肌へ長く留まりやすい傾向にあります。
しかし、保湿力の高さはべたつきに感じることもあるため、ストレスになる場合は、肌あたりではなく美容成分を重視して選ぶようにしましょう。
保湿力の高い成分として、ヒアルロン酸、セラミド、プラセンタなどがあげられます。
ヒアルロン酸は、たった1gで6Lもの水分を保持できる成分で、乾燥肌ケアの化粧品に多く使われています。保水効果に大変優れていて、肌にうるおいを与える他、小じわなどの改善にも効果的です。バリア機能を高める効果もあり、乾燥肌の人にはぜひ取り入れたい成分のひとつです。
分子自体が大きいため、通常の大きさでは浸透力に不安があります。低分子ヒアルロン酸などの、浸透力に優れたヒアルロン酸を選ぶようにしましょう。
バリア機能でいうと、欠かせないのがセラミド。セラミドも、肌の保湿に大変関係のある成分です。セラミドは、肌細胞の間に水分を挟む働きのある成分で、分かりやすい図でいうと、ミルクレープのクリームが水分にあたります。
細胞内に水分を挟み逃がさない働きがあるため、うるおいを逃がさない効果に優れています。
数あるセラミドの種類の中でも、ヒト型セラミドがおすすめ!人間に元々存在しているセラミドと似た作りになっていて、刺激が少なく安心して使えます。
ナノ化セラミドも、うるおいを肌の奥まで届けることができるのでおすすめですよ。
先程も触れたプラセンタは、とにかく栄養豊富です。健康的な肌を作るのに必要なビタミン、ミネラルをはじめ、アミノ酸やタンパク質などがぎっしりと詰まっています。
新陳代謝を促し、肌の生まれ変わりを正常なリズムに整えます。自然治癒力を高める効果やエイジング効果にも力を発揮し、美肌へ導く頼もしい成分です。
乾燥肌の化粧水選びは、肌あたりや配合成分に注目しながら、自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
乾燥肌の方向けの化粧水・乳液はこちらがおすすめZIGEN オールインワンフェイスジェル
ZIGENオールインワンフェイスジェルには「ヒト型セラミド」という、女性用高級化粧品にも使われる保湿成分をはじめ、ヒアルロン酸やコラーゲンなどおなじみの美容成分の他に、プラセンタやハマメリス水、15種類ものアミノ酸が配合され、男性の乾燥対策を強力にバックアップします。
セラミドは、元々私達の体の中に存在していて、「細胞間脂質」といわれる脂質の中に存在しています。細胞間脂質の主成分がセラミドで、肌細胞同士の隙間を水分で埋めることで、外部刺激などから肌を守り、過剰な水分蒸発を防ぐことで肌を守る(バリア機能)働きがあります。
数ある保湿成分の中でも、セラミドはトップクラスの水分保持の応力を誇り、ヒト型にしたことで、人の肌構成に似た作りになったため浸透力もアップ!みずからうるおう肌へと導いてくれます。
ZIGENオールインワンフェイスジェルは、100g(約2ヶ月分)で3,990円(税込)。肌に優しい低刺激性のため、乾燥性敏感肌の人も安心して使うことができます。
乾燥肌で化粧水を使わないとどうなるのか?
乾燥肌の人が化粧水を使わないと、水分不足が悪化し、シミやシワなどができやすくなります。また、バリア機能がさらに低下することで、敏感肌になることも。
乾燥の悪化から、しわができやすくなるのは何となく分かるかと思いますが、シミ?と思いますね。
実は、乾燥肌は日焼けしやすく、シミができやすいのです。
生魚と干物では干物の方が早く焼けるのと同じで、肌に水分がないと日焼けしやすく、肌の奥まで影響が及びやすくなるため、防衛反応でシミができやすくなってしまうのです。
なお、しわができてしまうメカニズムは、肌の乾燥によりキメが乱れることが原因で起きます。
乾燥が原因のしわができやすいのは、目元や口元、額などがあげられます。
乾燥肌に効く化粧水は男性用と女性用で違いがあるのか?
乾燥肌に効く化粧水で、男性用と女性用で違いはあるのでしょうか?
男性用の化粧水に比べて、女性用の化粧水の方は保湿力が強く、少しべたつく感じがあるかもしれません。
これは、皮脂量の差でこのようになっていると考えられます。男性の肌は水分不足気味ですが、皮脂は女性よりも多く分泌しています。
一方、女性の肌は、水分量は男性よりも多いものの、それを守る役割の油分が足りず、乾燥肌が改善にしにくい状況にあります。
そのため、女性用の化粧水は男性用の化粧水よりも保湿力をあげて作られている傾向にあります。
男性が女性用の乾燥肌用の化粧水を使うことも可能ですが、しっとりし過ぎることでストレスになってしまったり、新たな肌トラブルを招くかもしれません。
したがって、男性は、男性の肌向けに作られた化粧水の方が、肌には良いといえるでしょう。
乾燥肌に対する化粧水以外の対策とは?
乾燥肌の化粧水以外の対策として、生活習慣の改善があげられます。
まずは食事。乾燥肌の改善に良いとされる栄養素が含まれる食べ物を、積極的に摂取するようにしましょう。
新陳代謝を促し、皮膚や粘膜のうるおいを保つ効果のあるビタミンA。緑黄色野菜やレバー、サバやイワシなどの青魚などに多く含まれています。
ビタミンBも新陳代謝を促す効果があり、炎症を抑える効果があります。豚肉や大豆などに多く含まれているので、こちらも取り入れてみましょう。
他にも、ビタミンCやビタミンEが肌に良いとされています。
こんにゃくやワカメなどに含まれるセラミド、セラミドの原料となるα-リノレン酸が豊富なアマニ油やエゴマ油なども積極的に取り入れましょう。

3dman_eu / Pixabay
また、間違ったスキンケアが原因になっていることも。
洗顔のし過ぎや、スクラブ入りの洗顔料でゴシゴシ顔を洗うなどは、皮脂を取り過ぎてしまったり、肌を傷める原因になります。
規則正しい生活を心掛け、たばこの吸いすぎにはくれぐれも注意すること。過剰に皮脂を取り過ぎず、肌をいたわりながらケアするようにしましょう。
化粧水は安くても大丈夫か?
化粧水の値段と品質は比例している場合が多く、化粧水の効果をより実感しやすいのは、値段が高いものと言えます。値段が高い化粧水は、配合成分も肌に有効なものが多く、かつ、肌に安心してつけることができるものが多いです。
安い化粧水の場合、名目上は美容成分でも、合成されたものや成分が薄めて含まれていたりなど、十分な肌効果が得られない可能性も。
場合によっては、肌に対してあまり良い影響を与えないものもあるので、注意が必要です。
とは言え、安い化粧水でも良心的なメーカーやブランドも多数存在するのもまた事実。
配合成分を調べた上で、信用できるメーカーかを十分考慮して購入することをおすすめします。
年齢別に化粧水は変えた方が良い!?選び方のポイントは?
年齢別に化粧水は変えた方が良いか悩むところですが、エイジングケアに重点を置く場合は、年齢にあわせて化粧水を変えるべきと言えます。
そもそも、エイジングケアは年齢に応じたケアという意味。年齢に応じて肌悩みは違いますし、深刻度も違います。
選ぶポイントとしては、プラセンタ配合の化粧水かどうか。アンチエイジングを考える年代の方はプラセンタが入っているかどうかをチェック項目にしてみて下さい。
肌のさまざまな機能を司る「線維芽細胞」に働きかけることで、美白、エイジングケア両方に効果的な成分です。あれこれ使うのが煩わしい人には、うってつけの美容成分です。
乾燥肌は、肌悩みの中で一番なりやすい症状です。乾燥肌が起点となる肌トラブルは、実は多岐に渡ります。
適切なスキンケアを行い、十分なうるおいを与えてあげることで、症状は劇的に変わります。
保湿成分をしっかりと取り入れ、今の肌もこれからの肌も、乾燥知らずの肌を目指しましょう。