美活男子が増えている昨今、男性用の化粧品(メンズコスメ)を目にする機会も増えてきました。
そもそも、男性にもスキンケアは必要なのでしょうか?
もちろん答えは、YESです。意外な事実かも知れませんが、実は男性の肌は、乾燥傾向にあります。その理由は、日頃のひげ剃りの影響や、紫外線の影響もありますが、もともと男性の肌の水分量は女性の半分と言われ、水分が不足気味なのです。
皮脂が出ているから、乾燥なんてしていないと思っている人もいらっしゃるでしょうが、その皮脂の分泌は、乾燥から来ているとしたらどうでしょう?
水分蒸発を防ぐために、過剰に皮脂が分泌されている状態かもしれません。そのため、男性にはスキンケアは必要ですし、特に化粧水は大切なアイテムと言えるのです。
男性用のスキンケア市場が拡大中。特に洗顔後の「オールインワン」商品が、手軽さもあって市場のけん引役となっています。https://t.co/odwkNgPnG6
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年4月25日
化粧水を選ぶときのポイント
ここからは、化粧水を選ぶときのポイントを見ていくことにしましょう。
■肌質にあわせて選ぶ
化粧水選びにおいて、一番重要な点と言っても過言ではありません。
肌質というのは、脂性肌・普通肌・乾燥肌・敏感肌などの、肌タイプのことをさします。
肌質にあった化粧水を使わないと、肌トラブルの原因になることもあり、とても重要なことなのです。 脂性肌の人は、皮脂が出やすい状況なので毛穴を引き締める作用のある化粧水を使うと良いですが、乾燥肌の人には逆効果になります。 乾燥肌の人は保湿力の高い化粧水を使って肌にうるおいを与えると良いですが、脂性肌の人にとって、べたつきの原因になってしまいます。 脂性肌の人はさっぱりとした使用感のものを使い、乾燥肌の人はしっとりとした質感のものを選ぶようにしましょう。また、普通肌の人の場合は、今の自分の肌はどちらよりなのかで決めても良いと思います。
敏感肌の人は、敏感肌用の化粧水が用意されていますので、そちらを使って、まずはバリア機能を高めることが大切です。
■コスパで選ぶ
化粧水を選ぶときは、価格も気になるところですよね。
せっかく使うなら、肌に効果的なものを使いたい。
化粧水だけでは不安だから、他のアイテムも揃えたいけど予算がなぁ・・と思っている人には、メンズオールインワン化粧品がおすすめです。
メンズオールインワンは、化粧水をはじめ、乳液・美容液・クリームなど、いくつかのスキンケアアイテムがひとつになった化粧品です。男性の肌悩みに着目した成分が配合されているものが多く、確かな効果を実感することができます。
メンズオールインワンには、化粧水タイプのものもあり、うるおいはあるのにべたつかなく、肌質を問わずに使えるものが揃っています。
コスパも良く、大体2ヶ月分が2,000~4,000円ほどで買えるものが多いため、毎日気軽に使い続けることができるのも魅力です。
■肌に負担のかからないものを選ぶ
化粧水を選びの時は、添加物などの美容成分以外のものも注目しましょう。
スキンケアにおいて、肌に不必要なものはできるだけ避けたいところ。
アルコールや鉱物油、パラベンなど、アレルギーの誘発に繋がる成分の入っているものは選ばない方が賢明でしょう。特に、敏感肌の人は注意が必要です。刺激物質となるため赤みや湿疹の原因となり、肌荒れを起こす危険性があります。
価格が安く、大量に流通している化粧水は添加物や合成物質が多い傾向にあります。購入する際は配合成分に注意をし、肌に負担のかからないものを選ぶようにしましょう。
化粧水・メンズオールインワンジェルの使い方
ここからは、効果的な化粧水の使い方を見ていくことにしましょう。
■使うタイミングは?
化粧水を使うタイミングとしては、洗顔後やひげ剃り後になります。
洗顔は、肌にとって不必要な汚れを落としますが、同時に必要なうるおい成分も落としてしまっています。その状態を、いち早く改善するのが化粧水です。化粧水に含まれる保湿成分が肌にうるおいと栄養を与え、健やかな状態へと導きます。
また、ひげ剃り後の肌もとても敏感な状態です。ひげとともに、肌の表面にある角質も削り取られているためです。
角質は、私達の肌を守る役割を果たしており、それが削られているということはバリア機能が低下しているということ。
放っておくと、肌荒れを引き起こしてしまう恐れも。化粧水を優しく馴染ませ、水分と栄養を補給してあげましょう。
■化粧水の量は?
化粧水の1回分の量ですが、目安として500円硬貨大がベストです。
肌の乾燥が気になる人は、その量よりも気持ち多めに肌に馴染ませます。化粧水の量は、ケチっても良いことはひとつもありません。
むしろ、中途半端な化粧水の量はかえって肌を乾燥させてしまったり、肌のコンディションを悪くすることもあります。
しっかりと必要な量を馴染ませましょう。
■馴染ませ方は?
馴染ませ方としては、手を使って馴染ませる方法と、コットンを使って馴染ませる方法があります。
手で馴染ませる場合は、適量(500円硬貨大)を手に取り、まずは乾きやすく面積の大きい頬から馴染ませます。
額や顎など全体的に馴染ませていき、最後に細かい部分を優しく丁寧に馴染ませます。特にまぶたは、力の入れ過ぎに注意しましょう。
コットンの場合、適量をコットンに含ませたら、力を入れすぎないように顔の中心から外側に向かって馴染ませていきます。
手で馴染ませるときと同様に、はじめは頬から馴染ませ、額、鼻筋、口周り、最後に目元を馴染ませていきます。
脂性肌の人や毛穴の開きが気になる人は、おでこや鼻筋、顎など皮脂の出やすい部分を、手やコットンでパタパタと風を送るように馴染ませると効果的です。
乾燥の気になる部分は、化粧水を足して、重ねて馴染ませていきます。なお、敏感肌の人はコットンで化粧水を馴染ませると、コットンの繊維が刺激となり、かゆみや赤みの原因になる恐れがありますので、おすすめできません。
手を使って、肌状態を把握しながらスキンケアを行いましょう。
■肌状態や肌悩みに合わせて使い分ける
化粧水は、主に3種類あります。 肌状態や肌悩み(肌トラブル)に合わせて使うことで、さらにスキンケアの質が高まります。収れん化粧水といって、肌を引き締める効果に優れている化粧水があります。脂性肌の人や毛穴の開きが気になる人、たるみが気になる人に効果的です。
皮脂の出やすい部分に、パタパタ馴染ませると毛穴が引き締まり、過剰な皮脂分泌を抑えることができます。肌自体を引き締める作用もあるので、キュッと引き締まった印象に。
拭き取り化粧水は、洗顔では落としきれなかった古い角質を取り除く働きをする化粧水です。
肌がくすんでいる人(日焼けしたわけでもないのに肌色が暗く感じる人)、ニキビができやすい人のニキビ予防におすすめです。また、肌のゴワつきやザラつきが気になる部分に使うのもおすすめ。
なお、敏感肌の人やニキビケアを行っている人には刺激が強い場合があるため、あまりおすすめできません。
通常使う化粧水は、肌にうるおいを与え、柔らかさを取り戻す効果があります。
上で紹介した化粧水と併せて使うことで、肌効果が上がることもありますので、気になる人は試してみてはいかがでしょうか。
■保存方法は?
化粧水に限らず、化粧品には使用目安といって、何ヶ月分や何回分といった具合に、目安が設けられています。
いったん封を切った場合は、できるだけその期間内に使い切るか、長くても半年以内に使い切るのがベター。未開封の場合は、保存状態が良ければ3年と言われています。
高温多湿の場所や直射日光は避け、日の当たらない場所に保管しましょう。
冷蔵庫に保管している人もいるかと思いますが、あまりおすすめできません。
生鮮食品と同じで、鮮度の意味で言えば過信は禁物です。期限目安内に使い切るようにしましょう。
-
-
手を見ればアレが分かる!?手が綺麗な男性が女性にモテる4つの理由とは?
先日、興味深いアンケート結果を目にしました。女性が顔の次に重視するパーツは、何と「手・指」なんだそうです。 確かに、考えてみれば、手元の綺麗な男性は全体的に綺麗にしている印象が強く、女性に人気があるよ ...
-
-
メンズオールインワン化粧品で気軽にスキンケア!目的・コスト別おすすめランキング
目的別:肌の状態でスキンケアを選ぶ!オールインワン化粧品ランキング3選 乾燥肌のスキンケア向けのオールインワン化粧品ランキング 最初は乾燥肌で悩んでいる人向けのオールインワン化粧品ランキングです。慢性 ...